世田谷区の鉄道と歴史
世田谷区は東京都の南西部に位置する行政区の一つで、2016年10月時点の人口は約91万人と言われています。
都心へのアクセス環境が高いなどの理由からも世田谷区の人口は1995年頃から年々増加傾向にあり、現在も他のエリアから世田谷区に移住する人の数が多くなっています。
世田谷区内には縄文時代に貝塚が多く存在しているなど、公園を初めとして、宅地や商業地などに多数の遺跡があると言われています。
貝塚や遺跡などが多くあるなど、世田谷市の歴史に興味を持つ人は多いのですが、宅地開発が優先される現代において、歴史研究がほとんど行われていないのが実情だと言われています。
ちなみに、世田谷区には東急田園都市線、東急世田谷線、小田急線や京王線などの鉄道路線があり、新宿や池袋へのアクセス環境が高いエリアになっています。
こうした鉄道路線がある事からも、世田谷区は住環境が良く、移住者が多くなっている証とも言えましょう。
ちなみに、世田谷区で最初に開通が行われた鉄道は、渋谷と玉川間を結ぶ玉川電車で、明治40年が開通と言われています。
尚、渋谷と玉川間を5区に分けて、1区間3銭の運賃を支払う必要があったと言われており、当時の物価としては高額な料金だったと言われています。