東京都新宿区の鉄道と歴史
JR、新宿駅が誕生したのが1885年、日本鉄道という私鉄が山手線を開業させたのが始まりです。中央線はその7年後、こちらも甲武鉄道という私鉄が前身でした。その後国鉄に買収され、昭和40年代に乗り降りする乗客数が日本一となり、それ以降その座を守り続けています。
新宿駅に乗り入れている私鉄が3社・地下鉄が2社あります。
小田急は1923年に新宿-小田原間をわずか2年で完成させる離れ業で開業しています。ロマンスカーがデビューしたのは1957年のことでした。今年はデビュー60年にあたります。
京王は1915年に伊勢丹の前あたりに新宿追分駅を開業させ、戦争を経て今の場所に移転しています。
西武は戦前に高田馬場始発で営業をしていましたが、1948年に高田馬場から新宿までの延伸の免許を獲得、新宿駅東口周辺の区画整理ができるまでの仮の姿として手前で開業したのが西武新宿駅です。その後駅ビルの中に新宿駅を造ろうとしましたが場所が狭すぎて断念し、今の姿になっています。
東京メトロは丸の内線が1954年に新宿乗り入れ、都営地下鉄は新宿線が1980年に新宿まで伸び、京王新線を経由して相互乗り入れをしています。
なお、都電は明治時代に開業し、戦前は都内に200kmもの路線がありましたが、モータリゼーションの進行により、新宿の都電は1970年に廃止になっています。
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