快速「ムーンライト信州」とは
快速「ムーンライト信州」とは、JR東日本が主に新宿駅から松本駅・信濃大町駅・白馬駅の間を中央本線・篠ノ井線・大糸線経由で運行している臨時夜行快速列車のことです。
歴史としては2002年の12月1日にダイヤ改正で運転が開始されて臨時快速電車で、同改正で廃止された急行「アルプス」代替としての役割も持っています。
特徴としては全車指定席となるので乗車には指定券が必要ですが、特急や急行列車ではありませんので、特急・急行券は必要ありません。また上り列車にあるグリーン車指定席以外に関しては、青春18きっぷでも乗車できるので人気が高いです。
上り列車に関しては諏訪湖での花火大会の時にしか運転されませんが、下り列車に関しては運転日が比較的多くなっており、周辺地域の登山客で賑わいを見せています。
誕生した当初はSuicaが使用できませんでしたが、2014年4月1日からは松本駅までの停車駅はすべて対応されるようになりました。また青春18きっぷで乗車する場合、遠くから乗り継いでくる場合を除いて、予め立川駅までの切符を購入しておくと有効に活用することができます。使用車両と編成は183・189系、E257系、E351系となります。