東京都足立区と鉄道
足立区はJRや私鉄をはじめ多くの路線が乗り入れています。特に北千住駅は足立区を代表するターミナル駅であり、平均の乗降人数は1日で150万人にも及びます。この人数は日本で6番目であり、横浜駅に次ぐ多さです。鉄道の歴史も古い路線と新しい路線が混在しており、最新の路線は日暮里舎人ライナーで2008年に開業しています。近年沿線の人口が爆発的に増えているつくばエクスプレスの利用客も急増しており、足立区の鉄道の歴史は今後も色あせることはありません。
唯一の心残りは未成線の存在です。西新井駅から大師前駅は元々西板線の一部として開業しました。ところが関東大震災の影響で計画がずれ込み、周辺地域が栄えたことで土地の価格が上がったことで用地などを確保していた大師前駅までの開通となってしまいました。大師線として開業し、全長わずか1キロという短い路線ながら西新井大師に向かう観光客などを乗せて運行しています。
JR常磐線沿線からの車窓は年々発展を続けており、ちょっと見ない間に街の風景が少しずつ変わっています。足立区の街もそして鉄道も日々発展を遂げており、パワーがみなぎるエリアとして北千住駅を中心に発展が続いていきます。