京成電鉄とその歴史
京成電鉄は1897年から歴史を歩み始めたのですが、当初は現代のように都市部と郊外を結ぶ移動手段という役割ではありませんでした。
それは1897年に成田山新勝寺に参拝する参拝客が大幅に増え、成田鉄道が開業した事が関与しています。
日露戦争の直後という事もあり経済状況は決して良くなかったものの、成田鉄道ともう一つの鉄道会社の柴又から金町の間の区間を買収し京成電鉄を立ち上げました。
京成電鉄に限った話ではないのですが、都心部は街の移り変わりと成長が顕著なので、高度経済成長期には特に鉄路の延伸を繰り返していきましたが、中でも京成電鉄は突出して延伸を繰り返していった歴史があります。
特に1930年の4月に現在に通ずる京成成田駅を設けた事は京成電鉄の存在感を確固たるものにする所以となり、同年10月に相次いで行われた他社の吸収合併によって青邸と日暮里感を開通し、次いで日暮里から上野間も開通させました。
当時は地方部から列車に揺られ、集団就職で東京に上京するという事が通例であったため、東京の鉄道の玄関口とも言える上野に京成電鉄が乗り入れした事は、京成電鉄が都市部の都民だけのものではないという印象を植え付けるきっかけになりました。
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