阿武隈急行とその歴史
阿武隈急行は1984年に設立されましたが、数年前に廃止が決定した国鉄丸森線を譲渡してもらい、計画にあった福島駅までの延伸を行った形で全線開通となりました。国鉄時代の丸森線は日本有数の赤字路線とされていましたが、市街地を通っておらず、それが災いした格好です。福島駅への延伸によりそうした状況は幾分改善された状況となっています。阿武隈急行の歴史で忘れてならないのが2011年に発生した東日本大震災です。阿武隈急行は全線で被害を受け、一部再開をするまでに数週間かかりました。この時はサービス列車として運行され無料で乗ることができました。
全線が復旧したのは東日本大震災から2ヵ月後のことであり、福島まで行くにも大型連休の直前まで待たないといけない状況でした。鉄道の復旧とともに阿武隈急行でのサービスが色々と生み出され、中高生を対象にした全線1日500円で乗り放題のイベントやシニア世代の人も1日500円で乗り放題となり、交通の足としての機能を強めるような施策を行っています。また阿武隈方面への観光案内などにも力を入れており、福島からのお客さんや観光客を集めるキャンペーンを行うなど、地元と一緒に盛り上げようとしている状況です。
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