仙台空港鉄道とその歴史
仙台空港鉄道は、その名前の通り仙台空港と宮城県の名取駅を結ぶ連絡鉄道です。仙台空港から繋がる鉄道構想の歴史は昭和の終わりからありましたが、実際に会社として設立されたのは2000年に入ってからです。JR東日本と宮城県をはじめとする数多くの自治体が出資して誕生した第三セクター企業であり、山形県も出資に加わるなど幅広いビジョンを持って作られました。
2002年の着工後はシンボルマークが一般公募によって決定し、2007年に運行が開始されました。主な目的は空港のアクセスという役割ですが、交通ということを活かして沿線を活性化させる目的も視野に入れて考えられています。宮城県の中心地である仙台駅からはJR東日本が運営する東北本線が繋がり、アクセスする形で空港へと連絡します。
2011年には東日本大震災によって各地の線路が損傷したり、一部のトンネルが浸水し、機械が津波によって使用できない状態になるなど、運行ができない被害を受けました。その間の運休によって財政的に圧迫を受けたため、宮城県が一部の施設を買い取る形になり、第三セクターによく見られる上下分離方式が導入されています。始発の繰り上げや本数の増加など、経営改善で試行錯誤が繰り返されている鉄道です。
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