秩父鉄道とその歴史
秩父鉄道は埼玉県の北部に路線を有する鉄道で羽生駅から三峰駅までが営業区間となっています。1900年に熊谷から寄居間の工事が始められ、翌年1901年(明治34年)10月に開通しています。現在、日本で営業中の私鉄としてはかなり古い歴史を持っているのが特徴です。寄居町までは順調に工事が進められましたが、その後は経営難から資金繰りに悩まされ波久礼駅は8年間終点駅のままでした。1911年に波久礼から金崎間が開通されましたが、まだ荒川を横断することはなく金崎駅、のちの秩父駅が終点です。現在の秩父市に到達したのは、工事が行われてから14年後の1914年にもなります。この年でやっと荒川をまたぐようになりました。1922年には蒸気機関車から電気機関車への転換を図っています。関東よりも東の区域では電化の第一号となり、日本国内においても3番目の早さです。1930年には羽生から三峰口間までが全線開通となり現代の基盤ができあがりました。
秩父鉄道の歴史は日本と歩んできた歴史とも言えます。蒸気機関車からの転換や開通と開業を繰り返し、時には廃線をしながらもその範囲を広げてきました。実は秩父鉄道ではPASMOやSuicaが使用できません。ICカードが使用できないのは秩父鉄道だけで、非常に趣のある鉄道だと言えます。
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