埼玉新都市交通とその歴史
埼玉新都市交通は日本に数多くある第三セクターの都市鉄道で、設立されたのが1980年です。現在まで約40年間の歴史がありますが、路線を展開している地域が狭いため地元である埼玉県民の間でも知名度が高くないのが現状です。とはいえ、本社がある伊奈町を中心として市民の足として確固たる地位を築いていて、埼玉新都市交通なしでは市民生活に不便が生まれてしまうのです。
1980年以前の埼玉県は、JRの駅によってカバーしきれない範囲が広く市民が不満を訴えていました。そこで、特に上尾駅にも大宮駅にも遠く日常生活において鉄道を利用することが簡単ではない伊奈町に新たな鉄道網を敷くことが決まったのです。それが埼玉新都市交通で、新しく出来た路線はAGTと略されるゴムタイヤ式の旅客輸送システムが採用され、ニューシャトルという愛称で親しまれるようになりました。この決定に伴い、ニューシャトルの恩恵を受けられない地域に対しては埼京線が開業したのです。
埼玉新都市交通は誕生以来赤字に苦しめられていましたが、2014年には累積赤字が解消され財務が健全化されました。そして現在に至るまで通勤や通学を始めとする市民の足として親しまれ続けてます。
鉄道グッズ買取専門店「くじら堂」では埼玉新都市交通の鉄道部品・放出品などの買取にも力を入れております。
また埼玉新都市交通を走った鉄道模型、関連する鉄道書籍、資料、硬券、DVDなどもまとめて買取可能です。
鉄道グッズ全般の整理をお考えの方がいましたら、ぜひ鉄道グッズ買取専門店「くじら堂」にお任せ下さい。