野岩鉄道とその歴史
野岩鉄道(やがんてつどう)は、栃木県と福島県にまたがる路線を保有する第3セクター方式の鉄道会社です。「野岩」の語源は、保有路線の両端の嘗ての律令国政に由来しています。つまり下野の国の「野」と、岩代の国の「代」を合わせて「野岩」の名前を形作っているのです。保有している路線は、会津鬼怒川線で新藤原駅から会津高原尾瀬口駅までの30.7kmを結ぶ路線で、9つの駅を通ります。その歴史は1922年に鉄道敷設法に基づき敷設予定計画が定められてことに端を発します。しかし現実に鉄道敷設計画が具体的に着手されたのは、第二次世界大戦をはさんで漸く1966年になってからのことです。日本鉄道建設公団が建設を始めたものの、国鉄の赤字縮小の為に制定された国鉄再建法の適用により、途中まで建設が進んでいた藤原-会津滝の原間の工事が、凍結され完成が危ぶまれました。そこで官民が出資して大三セクター方式で、1981年11月20日に野岩鉄道株式会社が設立されたのです。同年には鉄道事業免許を取得し、翌年より工事を再開するに至ったのです。ようやく完成を見たのは1986年10月9日の会津鬼怒川線開通によってです。2006年には路線愛称名の「ほっとスパ・ライン」の使用を開始しています。
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