しなの鉄道とその歴史
しなの鉄道の歴史は、長野県内で北陸新幹線の開業に伴って平行在来線となる区間をJR東日本から経営分離し運営するため、平成8年5月に設立された第三セクター鉄道事業者として始まりました。平成9年10月の開業当初は長野県北佐久郡の軽井沢駅と長野市の篠ノ井駅間の19駅65.1キロを結ぶ「しなの鉄道線」のみ運営で、観光地である軽井沢や小諸、上田などが路線にあるため比較的安定した運営状況でしたが、平成14年には負債総額が資産総額を上回る債務超過に陥ってしまいます。しかし、同年に鉄道ファン向けにサポーター制度を新設したり、高齢者の乗降介助や駅ホーム業務を行うトレインアテンダントを配置するなどの利用促進策を採用し、平成17年には開業以来初の最終損益における黒字を計上するに至ります。その後も小諸市が舞台となったアニメのキャラクターや、長野のJリーグチームをデザインしたラッピング車両を導入したり、沿線地域を代表する戦国武将である真田氏の家紋から名付けた観光列車「ろくもん」の運行を開始したりと、しなの鉄道のイメージアップ、利用促進に努めています。平成27年3月14日からは長野市の長野駅と妙高市の妙高高原間の8駅37.3キロの「北しなの線」の運営も開始し、観光や地域の足として利用されています。
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