富山地方鉄道とその歴史
富山地方鉄道の歴史ですが、1930年2月11日当時の紀元節の日に富山電気鉄道が設立され、1931年8月15日に運輸開始が実施されました。
現在は富山地方鉄道として運営されていますが、当時の線路で現在でも構成されている鉄道線、軌道線で最初に開業されているのは上市-滑川間になります。
富山地方鉄道として改称したのが1943年1月1日になりまして、富山市営軌道、富山県営・黒部・越中・加越鉄道などが合併して富山県内の鉄道を統合した形で行われました。
それ以後は、富山電気鉄道の経営者でもあり富山地方鉄道の会長になった佐伯宗義が会社の発展に大きく貢献していきます。
1943年に富岩線が買収・国有化されて鉄道省富山港線になり、1950年に加越能鉄道が設立され富山県西部の一部事業を譲渡した歴史があります。
2000年代には北陸地方で初めて、車両の運賃表示器に液晶ディスプレイを採用するなど積極的な改革も行なっています。
2010年3月14日からIC乗車カードの「ecomyca」を導入しまして、富山ライトレールの「passca」と相互利用が可能であり、現在ではバス路線などにも拡大していまして、便利に利用できるようになっています。
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