北陸鉄道とその歴史
北陸鉄道の歴史は発足当初から波乱万丈の歩みを残してきました。元々は陸軍の統制令に基づいて、石川県下の鉄道やバス会社を強引に統合したことから始まります。当然とはいえ組織全体の足並みが揃うこと無く、路線の点在や重複を招くなど不便を強いられる場面もありました。さらに1960年前後に起こった大規模なストライキは石川県の経済に悪影響を及ぼすに至っています。しかも関西圏の企業が路線開設に乗り出すなど、北陸鉄道の混乱は長きにわたることになりました。
1970年代に入るとようやく事態は収拾を見せて歴史の転換点を迎えます。煩雑かつ無秩序だった路線形態は見直しが進み、利便性が高まるようになりました。これに前後して鉄道の全廃止が発表されたこともありましたが現在も浅野川線と石川線は引き続き運行しています。
その名前とは裏腹に、北陸鉄道はバスの運行を主力としていることも確かです。しかし石川県の歴史と共に歩んできた鉄道は今もなお地元の貴重な足として親しまれています。2004年にはICカード乗車券も導入され、ますます利用しやすくなりました。2007年からはICカードは買い物でもポイントが付くようになるなど様々な試みが行われています。
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