三岐鉄道とその歴史
三岐鉄道は三重県北部の北勢地域で、鉄道の運営とバス事業などを行っている鉄道会社です。社名の由来は、元々は三重県と岐阜県を結ぶ交通網の確保を目指していたことに由来します。
三岐鉄道は1928年(昭和3年)に設立されました。かつてはセメント輸送が主力でしたが、現在では地域住民の移動やや行楽の足としての旅客輸送の比重も上がって来ています。三岐鉄道のある三重県は近畿日本鉄道(近鉄)の力が大変強く、三重県の私鉄は一時はほぼ全てが合併して近鉄の経営下に置かれていましたが、そのような状況下でも三岐鉄道は独立して鉄道を運営していました。営業路線は長く三岐線と近鉄連絡線のみでしたが、2003年(平成15年)に近鉄から北勢線を譲受し、現在は三岐線と北勢線の2つの路線を運行しています。
三岐鉄道が開業70周年を記念して設立したウィステリア鉄道は、毎週日曜日にミニSLやミニ新幹線の無料運行、かつて活躍したSL102号機とディーゼル機関車の保存展示などをおこない、鉄道ファンからも人気の高いイベントでした。残念ながら現在は閉業していますが、三岐鉄道の詳細な記録は現在も貨物鉄道博物館にて保存されており、一般公開されています。
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