ひたちなか海浜鉄道とその歴史
ひたちなか海浜鉄道とは、茨城県ひたちなか市の勝田駅から旧那珂湊市街を経由して阿字ヶ浦駅までを結ぶ計10駅14.3kmを運行している鉄道です。駅名標には、漢字の中に各駅の名物や特徴を示したイラストが描かれていることもこの鉄道の魅力のひとつです。その歴史は古く、大元となる湊鉄道株式会社ができたのは1907年、水運が廃れたことをきっかけに設立されました。当時戦争により資金は少なく、実際に運行を開始できたのは1913年、勝田・那珂湊間が開通するまでにおよそ6年もの年月がかかりました。戦後は鉄道の需要に伴いひたちなか海浜鉄道も発展を遂げ、1953年には輸送ピークを迎えました。しかし戦後の需要は短く、すぐに車貨物輸送に輸送量を奪われ、旅客輸送も追うように数を減らしていきました。その後集客努力や人件費削減等の経営努力を行うものの、1984年には貨物取り扱いを全線で停止、旅客輸送人員も減り続け、2008年には湊鉄道としての歴史に幕を閉じました。そこから茨城交通株式会社より分社化し、ひたちなか市と茨城交通株式会社が共同出資することで生まれたのが、今のひたちなか海浜鉄道です。様々な経営努力の結果再生を図れた矢先、3月11日の東日本大震災の被害に遭いました。大きく衰退したものの、地元の人の足としての使命を果たすため、全力で復旧に取り組み、同年の7月23日に全線復旧を果たしました。
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