太平洋石炭販売輸送とその歴史
太平洋石炭販売輸送とは、北海道の釧路市で石炭輸送のための貨物路線を運行させている鉄道会社です。
これを聞くと、今でも日本で炭鉱などあるのか、それは昔の話ではないのかという人がいるかもしれません。確かに、現在では日本で営業活動をしている炭鉱は全くありません。しかし、営業活動はしていなくても採炭されていたり、あるいは例えば炭鉱技術に関する海外からの研修生を受け入れたりしているところはあります。それが釧路市にある釧路コールマインであり、それに伴って細々ながらも発生する石炭を輸送しているのがこの太平洋石炭販売輸送です。
この会社は1923年に設立され、実際に鉄道が走り始めたのは1925年ですから、ほぼ100年近い歴史があることになります。炭鉱の隆盛に伴って鉄道路線も1925年当時よりは増えた時代もあり、また貨物輸送だけでなく旅客輸送を行っていた時代もありましたが、戦後の炭鉱の規模縮小により廃止された路線も多く、今ではわずか1路線、距離にして4kmほどが残っているだけです。
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