京葉臨海鉄道とその歴史
京葉臨海鉄道は、千葉県内で貨物鉄道の管理・運行を行っている鉄道会社です。貨物列車の運行が中心なので一般人が利用することは基本的には出来ません。一般企業であるJR貨物と千葉県が出資して設立されたいわゆる第三セクターでもあります。鉄道事業のほかには倉庫事業・不動産賃貸事業・損保事業なども行っています。
その歴史は古く、1962年に日本最初の日本国有鉄道・沿線自治体である千葉県などが出資するという臨海鉄道方式で設立されたことが嚆矢です。設立当初から、石油やコンテナの取り扱いと運送をメインとしていましたが、1975年には食品を運ぶための食品線が開通することになりました。設立以降は主に京葉工業地帯の一角を担う重要な運送路として機能し続けています。1978年には現在の成田空港である新東京国際空港への航空燃料の輸送も主に行うように至ります。順調に運行されていましたが、1994年には食品線の食品北線・食品南線が廃止されています。
2004年には貨物船ではない旅行業の新規登録を申請し、旅行部を設立しましたが、2014年には株式会社千葉臨海ツーリストに事業を移管したため、現在は京葉臨海鉄道では一般向けの旅行業は行っていません。
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