衣浦臨海鉄道とその歴史
衣浦臨海鉄道は半田市や碧南市に路線を持つ貨物輸送の鉄道会社です。
その歴史は1970年代から始まります。当初、1960年代に衣浦湾の工業化が急速に進んだため、この地域への原料供給や製品出荷に利用する事を主な事業の柱として、愛知県や地元自治体と旧国鉄、そして川崎製鉄による官民共同出資の第三セクターの鉄道会社として1971年に設立され、1975年には衣浦湾西側の半田ふ頭と東成岩を結ぶ半田線が開業し、次いで1977年に衣浦湾東側の碧南市から東浦に伸びる碧南線が開業しました。
しかし、当初予定していたほどの貨物量はなく、1980年代半ばには開業時の4分の1にまで貨物量が減ってしまいました。しかしその後、同地域で火力発電所が稼働を始めたため、ここへの燃料供給と副生成物搬出で息を吹き返します。1990年代半ば以降は貨物量は30万トン代を安定的に維持しています。
衣浦臨海鉄道が保有する機関車はディーゼル式が4両です。同社が運営する2路線はいずれもJRの路線と接続しているため、衣浦臨海工業地帯と全国を結ぶ貨物輸送に利用されています。トラック事業者とも連携して、集荷と配達が一気通貫で行えるサービスを提供しています。
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