買取対象　宅配　昭和30～40年代の硬券切符など　平塚市

※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。

スタッフから一言

鉄道グッズ買取「くじら堂」のスタッフＥです。

神奈川県平塚市にお住いのお客様から宅配で、昭和30～40年代の硬券切符などが当店に届きました。

切符は1枚1枚、丁寧にファイルに収納されていました。そこからもお客様が大切に保管されていたんだなとわかります。

様々な鉄道廃品、グッズの中でも切符は身近な鉄道関連グッズの一つだと思います。今はSuica等のICカードやスマホで改札を出れてしまいますが、小さい頃には切符を使って電車を利用していました。券売機の前で必要な料金のボタンを押して買う切符は子供の頃には楽しい作業でした。たまに2人分とか大人と子どものセット等の他のボタン操作をした時にはちょっと緊張しながらも違う動作にワクワクしました。同じくらいワクワクしたのは、やっぱり改札を使うときに切符を入れる瞬間ですね。吸い込まれるように消えてちょっと先に出てくるのが幼い頃には近未来のロボットのようで面白かったです。でも早く切符を取らないと、なくなってしまうと勝手に勘違いして急いで切符を取っていた頃もありました。

電車での遠出がほとんどだったので、切符は私にとっても身近なアイテムでした。今は使うときには新幹線等を利用する時くらいですが、初めて切符を使った時や買ったとき、なくさないように握りしめてしまった事等は今でも大切な思い出です。

なくさないように握りしめてしまうのは、今もSuicaで落さないようにたまにやってしまいますが。

B型硬券切符とは

一口に切符といっても日本では複数の種類があり、主にA型からD型の4種類に分けられます。B型硬券切符もその一つであり、サイズは57.5mm×25mmです。現在は自動改札機か一般的であり、切符を通すと使用済みであることを示す処理が機械的に施されます。しかし以前はそのような仕組みはなく、駅員が切符に切れ目を入れていく方式になっていたのです。
B型も同様のスタイルで使用されたものであり、厚紙のような手ごたえのある感触が特徴となっています。その心地よさを好む人が多く、現在でも鉄道ファンの間ではコレクターグッズとして収集されることが少なくありません。B型が特に強い親近感を持たれていることには他にも理由があります。発行された数が非常に多く、当時の人たちに日常的に使われていたことです。その背景として、資源がとても不足していた時代であったことが挙げられます。A型よりも小型なので同じ材料で大量の発行が可能でした。