鹿島鉄道「さようなら」などの記念切符や硬券　買取対象　深谷市

※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。

スタッフから一言

この間、埼玉県深谷市のお客様から宅配で鉄道グッズを当店に送って頂きました。内容は鹿島鉄道「さようなら」などの記念切符や硬券です。

鉄道グッズの一つの記念券には色んな種類がありました。中でも廃線記念等の記念券は１セットに何枚か切符が付いていて、何処の駅を使っていたのかがわかる物もあります。台紙もデザインが凝っている物がいっぱいあって、特に鳥の形をした台紙が可愛くてお気に入りです。その他に、映画やアニメ等で舞台になった所の駅がコラボしている物もありました。自分が見たことのある作品のコラボはその作品をより身近に感じれました。意外と廃線になった駅の現役時代の風景を台紙に使っている物もあって、これだとあまり鉄道に興味のない人でも、昔その駅を使っていたなぁと、思い出が蘇る記念グッズになると思います。

「鹿島鉄道」とは

鹿島鉄道とは、茨城県に本社がある会社です。元々は、鹿島鉄道線という鉄道を管理している事業者だったのですが、2007年に廃線を決定しました。1979年に、関東鉄道から分離して運営が行われたものであるため、歴史的には30年近くで運営が行われていたことがわかります。通常の運行車両はもちろんですが、何よりも貨物輸送による収益が主な状態であったため、その輸送の事業を行うことができなくなった2001年あたりから、経営悪化に繋がってしまったという背景があります。その後は、親会社である関東鉄道などの支援もありましたが事業計画を継続させることができずに廃線となりました。他の路線と違って特殊だったのは、非電化路線であったという点です。旅客列車は、エンジンを搭載した気動車によって運行されていたので現在の主流な電化路線とは車両の傾向がかなり違います。実際に、日本で運行されていた気動車では最古の部類に入るくらいに貴重なものであったので、その希少性はとても高いです。