盛岡市　刻印「東北鉄 0121」SEIKO製懐中時計など　宅配買取

※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。

スタッフから一言

鉄道グッズ買取「くじら堂」のスタッフＥです。

先日、岩手県盛岡市にお住いのお客様からメールでお問い合わせがありました。内容を確認したスタッフが、宅配を案内して、宅配用のキットをお客様の所へ発送しました。刻印「東北鉄 0121」SEIKO製懐中時計等鉄道グッズ、鉄道部品が当店に届きました。

鉄道に関する部品や廃品、記記念品を様々扱いましたが、懐中時計もよくお譲り頂きます。正直懐中時計はここで初めて触ったんじゃないかなというくらいあまり身近にはないタイプの時計でした。しかし実際に触ってみると手のひらにちょうどいいし、文字盤が大きくて見やすいし使いやすいんじゃないかなって印象です。また、懐中時計を普段持っていそうな人のイメージに悪い物がなくて、持っているだけで自分が少し上流階級の人間になれる気がしました。

鉄道の記念品での懐中時計のメーカーは有名な所の物が多くて、それだけ、運転士さんや他にも鉄道関連で働いている人たちが時間をとても大切にしているのかなと思いました。

鉄道の「懐中時計」とは

鉄道では駅構内やホーム、列車内など様々な形で時間を確認できますが、運転士は今でも昔ながらの懐中時計を使っています。
手のひらサイズの丸い形状のもので、ポケットに入れたり首に掛けて持ち歩きます。
腕時計が開発され普及してからはすっかりマイナーですが、見た目がおしゃれでロマンを感じさせることから、アンティーク好きの間で人気です。
鉄道で今でも運転士が懐中時計を使っている理由は、決しておしゃれでアンティークだからではないです。
時間を刻む精度が高く誤差が生じにくい為に、1分1秒が重要な鉄道において時代をこえて活用されているわけです。
また、時間の確認で視線を落とす必要がなく、進行方向を向いたまま時間が確認できる利点があります。
運転士の仕事は安全運転が第一ですから、顔を下に向けずに時間が分かる懐中時計は都合が良いです。
これは伝統でもありますが、鉄道の運転席には時計をはめるスペースが設けられています。
腕時計と比べて文字盤が大きく視認性が高い、デジタル時計よりも相対的な時間の把握がしやすいなど、他にも使われ続けている理由はあります。