満州鉄道関連の切符

備考

満州鉄道は1933年に設立された鉄道になり、歴史も長いものになります。 満州鉄道ができるまでは、利権の絡みがあり国有化する事ができませんでした。その後、話が進み鉄道法が出来ることにより、満州鉄道が誕生しました。 満州鉄道は多くの鉄道会社が一つになった物で、今まで各々が運営していた頃に比べても利用者にとっては利用がしやすい鉄道に生まれ変わる事ができたのです。運営が開始されてからもきちんと運営していくことが出来るように考えて、鉄路総局と言う物が作られました。これにより統率の取れた運営を行うことが出来ていましたが、途中で根本的な見直しをする必要が発生し、更なる利便性を追求する為にも統廃合を繰り返したりのリニューアルが行われたのです。 その後もどんどん線路は拡大を続けていき、最終的には1万キロを結ぶレールを敷く事ができたのです。 この時はお祭り騒ぎにもなるほどで、1万キロを達成した事による映画などが上映されるなど、様々な催しが開かれました。この後も拡大の一途を辿るようにも見えたのですが、1万キロを超えたことにより線路はこれ以上拡大する必要は無くなってしまい、後は舗装などに力を入れるようになりました。1万キロを舗装する為、多くの人員や技術を要する事にはなりましたが、その後に起きてしまった太平洋戦争により、満州鉄道の歴史は終わりを迎えることになってしまうのです。 終戦後には鉄道としての形を残そうと努力を満州鉄道は行いましたが、事実上難しくなり最終的には国有化が解除されてしまい、全ての話は白紙に戻りました。 満州鉄道が全てを背負う事になり、更に他の国からの吸収が行われてしまい満州鉄道の歴史は幕をおろす事になったのです。その後は、中国が発足した物がかわりになり、鉄道としての形だけは乗り込ましたが経営も全て変わってしまったので、全く別物になってしまいました。今でもその事は多くの方に惜しまれている状態です。 満州鉄道などの古い鉄道切符を探しています。 私鉄、国鉄、海外の切符をお持ちでしたら、先ずはお問い合わせください。 買い取りさせていただきます。